自律神経を改善する食事法

自律神経を健やかに保つには食事もとても大切です。

いつもコンビニの弁当やジャンクフードばかり食べていては自律神経に良くありません。

ここでは自律神経のために意識してほしい食事をご紹介します。

野菜や果物を食べる

野菜や果物にはビタミンやミネラルがたくさん含まれています。

特に、緑黄色野菜(ほうれん草やかぼちゃなど)やオレンジ色の果物(みかんやカボチャなど)は、自律神経の働きを整えるのに役立ちます。

毎日の食事に野菜や果物を取り入れることを心掛けましょう。

小坂先生

食卓を色とりどりな食材にする意識を持つと自然とビタミン、ミネラルが摂取できますよ。

水をたくさん飲む

水は体を潤すだけでなく、代謝を促進し、体内のバランスを整える働きもあります。

自律神経の調子を整えるためには、こまめに水を飲むことが大切です。

特に、運動をする時や暑い日は、水分補給を忘れずに行いましょう。

小坂先生

水分は一気に飲もうとせずちょびちょび飲むようにしましょう!

健康な脂質を摂る

脂質も自律神経のバランスを整えるのに重要な役割を果たします。

ただし、健康な脂質を摂ることが大切です。

例えば、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれるサーモンやマグロ、アボカド、ナッツ類などが良いですね。

バターや揚げ物などの加工された脂質は控えるようにしましょう。

小坂先生

オリーブオイル、アマニ油、ゴマ油などがおすすめです!

糖分を控える

砂糖や甘いお菓子は、血糖値を急激に上げてしまうため、自律神経のバランスを乱すことがあります。

過剰な糖分摂取は興奮状態を引き起こしたり、血糖値の乱高下を招いたりする可能性がありますので注意が必要です。

甘いものは適度に楽しむようにしましょう。

小坂先生

気分の上がり下がりにも影響があります。メンタル不全を抱えている方は白砂糖はやめた方が良いでしょう。

たんぱく質を摂る

たんぱく質は私たちの体を作るために非常に重要な栄養素です。

それは私たちの筋肉や臓器、骨、髪や爪などの成長や修復に不可欠な役割を果たします。

たんぱく質は単に体の構造を支えるだけでなく、さまざまな生理機能にも関与しています。

自律神経の改善においてたんぱく質は特に重要な役割を果たします。

なぜなら、たんぱく質はアミノ酸という小さな単位から構成されており、アミノ酸は神経伝達物質の合成に必要なものだからです。

神経伝達物質は、神経細胞間で情報を伝えるための化学物質です。

たんぱく質を摂取することで体内ではアミノ酸が作られます。

そして、アミノ酸は神経伝達物質の合成に使用されます。

それにより自律神経のバランスを調整するための必要な物質が供給されるのです。

さらに、たんぱく質は食事の満足感や食欲の調整もしてくれます。

たんぱく質を摂取すると満腹感が得られやすくなります。

これによって過食や間食を抑えることができ体重のコントロールにも役立ちます。

以上のように、たんぱく質は自律神経の改善に重要な役割を果たします。

小坂先生

卵、肉、魚が苦手なら大豆製品でも良いので意識して食べましょう!

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小坂 晋一
新宿区四谷の自律神経専門気功整体上氣元の院長。 10年前、当時としてはめずらしい自律神経専門の気功整体を設立。 パニック障害やうつ病、不眠症など自律神経の不調で悩まれている数多くのお客さまに喜ばれている。