自律神経失調症で現れる6つの症状

日々上氣元管理人の小坂です。

自律神経失調の症状はさまざま。

ここでは代表的な6つの症状をご説明いたします。

日常的にストレスを感じることが多い

自律神経は私たちの体の機能を自動的に調整する役割を果たしています。

この自律神経は交感神経と副交感神経の2つの部分で構成されています。

ストレスが続くと、私たちの体は危険や負荷に対抗するために常に警戒状態になります。

この時、交感神経が活発に働き心拍数や血圧が上昇し血液が筋肉に集中します。

これは、体がストレスに対応するために必要な反応です。

しかしストレスが長期間続くと、交感神経が過剰に刺激されたままになります。

この状態が持続すると交感神経が過活動になり、副交感神経の働きが弱まります。

副交感神経はリラックスや休息を促し身体をリセットする役割を果たしています。

しかし、ストレスが続くと副交感神経の働きが減退し身体はリラックスすることができません。

このような状態が続くと、自律神経のバランスが崩れさまざまな症状が現れることになります。

ストレスが長時間続くと心身はずっと緊張状態になってしまいます。

慢性的な疲労感

自律神経は、私たちの身体の機能を自動的に調整する役割を持っています。

この自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの部分からなります。

交感神経は身体を活発に動かすときに働き、エネルギーを使う活動をサポートすんですね。

一方、副交感神経は心身をリラックスさせ休息を取るときに働きます。

自律神経がバランスを保っているときは、交感神経と副交感神経がバランス良く働いています。

しかし、自律神経が不調になるとこのバランスが崩れてしまうのです。

例えば長時間の勉強やプレッシャーのある状況などストレスが続くと交感神経が過剰に刺激されます。


すると身体は常に警戒状態になり、エネルギーをたくさん使います。

その結果、心身ともに疲れてしまい倦怠感が現れるのです。

また、副交感神経の働きが弱まると身体のリラックスや休息がうまくできなくなります。

休む時間が足りないため、心身の疲れが取れず倦怠感が残りやすくなるんですね。

つまり自律神経のバランスが崩れると身体が疲れやすくなり倦怠感が現れるのです。

エネルギーがどんどん使われて倦怠感が出てくるんですね。

頭痛やめまい

目まいや頭痛が起こるのは、自律神経のバランスが崩れることでそれぞれの症状が現れるからです。

例えばストレスや緊張が続くと、交感神経が過剰に刺激されます。

交感神経は身体を活発に動かすときに働くため、心拍数が上がったり血圧が上昇したりします。

このような状態が続くと血液の循環が乱れます。

特に脳に必要な酸素や栄養がうまく供給されなくなります。

そうなると脳が十分な酸素や栄養を得られないため、目まいや頭痛が起こることがあります。

また副交感神経の働きが弱まると、リラックスや休息がうまくできません。

休む時間が足りないため、緊張やストレスが続いてしまいます。

このような状態では血圧や血流の調節がうまくいかず、脳への血流が十分でなくなります。

その結果、頭部に圧力がかかったり、血液の流れが悪くなったりし頭痛が起こることがあります。

自律神経のバランスが大切でありリラックスすることが大事なんです。

動悸や息切れを感じることがある

動悸や息切れが起こるのは、自律神経のバランスが崩れることでそれぞれの症状が現れるからです。

例えばストレスや緊張が続くと、交感神経が過剰に刺激されます。

交感神経は、興奮や活動を促す働きがあるんですね。

このような状態が続くと交感神経が過活動になり、心拍数が上がったり、血圧が上昇したりします。

心臓が速く鼓動することで、動悸と呼ばれる心臓の鼓動の感じ方が強くなります。

また交感神経が過剰に刺激されると、呼吸が浅く速くなります。

このため、息を切らしやすくなります。

副交感神経はリラックスや休息を促す働きを持っています。

しかし自律神経のバランスが崩れると、副交感神経の働きが弱まります。

副交感神経の働きが弱まると、心拍数の調節がうまくいかなくなり、交感神経が優位になります。

自律神経のバランスが崩れると交感神経が過剰に刺激され、心拍数が上がったり、呼吸が浅くなったりして、動悸や息切れが起こるのです。

自律神経のバランスを整えることで動悸や息切れがおさまります。

睡眠障害

睡眠に不調が出るのは自律神経のバランスが崩れることで、睡眠に関わる機能が乱れるからです。

例えばストレスや緊張が続くと、交感神経が過剰に刺激されます。

交感神経は、興奮や活動を促す働きがあります。

このような状態が続くと、体が休息やリラックスの状態に入ることが難しくなります。

交感神経が優位になると心拍数や血圧が上がり、興奮状態が続くため眠りに入りにくくなるのです。

また、副交感神経はリラックスや休息を促す働きを持っています。

しかし、自律神経のバランスが崩れると副交感神経の働きが弱まります。

副交感神経の働きが弱まると体がリラックスすることが難しくなります。

リラックスするために必要なホルモンの分泌が減少し、眠りの質が低下することがあります。

さらに自律神経の乱れは、体温の調節にも影響を及ぼします

。睡眠に入るためには、体温が下がる必要があります。

しかし自律神経の乱れによって体温調節がうまくいかず、眠りに入りにくくなってしまうんですね。

つまり、自律神経のバランスが崩れると交感神経が過剰に刺激され、副交感神経の働きが弱まります。

それにより睡眠に入りにくくなり眠りの質が低下するのです。

緊張や興奮状態が続くとリラックスして眠ることが難しくなります。

胃腸の調子が良くない

胃腸の調子が悪くなるのは自律神経のバランスが崩れることで、消化や排泄などの胃腸の機能が乱れるからです。

例えばストレスや緊張が続くと、交感神経が過剰に刺激されます。

交感神経は、興奮や活動を促す働きがあります。

このような状態が続くと交感神経が優位になり、胃や腸の動きが亢進します。

つまり、消化や吸収がうまく行われず食べ物が胃や腸の中でうまく処理されなくなるのです。

また、交感神経の過剰な刺激は胃酸の分泌を増加させることもあります。

胃酸が多く分泌されると胃の粘膜に刺激を与え、胃もたれや胃痛のような不快感を感じることがあります。

一方、副交感神経はリラックスや休息を促す働きを持っています。

しかし、自律神経のバランスが崩れると副交感神経の働きが弱まります。

副交感神経の働きが弱まると、胃や腸の動きが鈍くなります。

胃腸がうまく動かず、便秘、下痢や腹痛などの症状が起こることがあります。

つまり、自律神経のバランスが崩れると交感神経が過剰に刺激されて消化機能が乱れ、副交感神経の働きが弱まって排泄機能が低下してしまうのです。

食事に気をつけて、元気で健康な身体を作りましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
小坂 晋一
新宿区四谷の自律神経専門気功整体上氣元の院長。 10年前、当時としてはめずらしい自律神経専門の気功整体を設立。 パニック障害やうつ病、不眠症など自律神経の不調で悩まれている数多くのお客さまに喜ばれている。