姿勢が悪いとなぜ自律神経が乱れるのか?

日々じょうきげん管理人の小坂です。

姿勢が悪いとなぜ自律神経は乱れるのか?

その解説をしていきます。

姿勢と自律神経の関係

姿勢が悪いと体の構造が変わり、それが自律神経に影響を及ぼします。

まず背骨が正しい位置にないと脊椎にある神経が圧迫されたり刺激を受けたりします。

これが続くと神経の伝達が滞り、自律神経のバランスが崩れることがあるのです。

悪い姿勢は特に首や背中に負担をかけます。

首の筋肉や椎間板が圧迫され、血液や神経の流れが滞ります。

これが続くと脳への血流が悪くなり、自律神経の調整がうまくいかなくなります。

また姿勢の悪さは呼吸にも影響します。

背中が丸まると肺が正しく機能せず、酸素の取り込みが不足します。

これが続くと交感神経が優位になり、身体がストレス状態に陥ります。

自律神経は体の機能をコントロールする司令塔のような存在で、バランスが乱れると様々な不調が現れます。

例えば消化不良や睡眠障害、イライラ感などが挙げられます。

姿勢を良くするには具体的に何をすれば良いか?

良い姿勢を保つためには以下の具体的なアプローチを試してみると良いです。

ただし何か新しい健康習慣を始める前に、特に既存の健康上の問題がある場合は医師に相談することをお勧めします。

  • 正しい座り方・立ち方を意識する

椅子に座るときは、背中をまっすぐに保ち、背もたれを利用する。
立つときも背中を伸ばし、体重を均等にかける。
デスクやモニターの高さを調整する:

  • デスクワークをしている場合

デスクやモニターの高さを目の高さに合わせることで首や背中への負担が軽減されます。

  • 適切な枕とマットレスを選ぶ

寝具も姿勢に影響します。適切な高さの枕とサポート力のあるマットレスを選びましょう。

  • 姿勢を正すエクササイズを取り入れる

ヨガやピラティスなどのエクササイズは姿勢を改善するのに効果的です。
特に背中や腹部を強化する運動が重要です。

  • 定期的な休憩とストレッチ

長時間同じ姿勢でいると筋肉が疲れやすくなります。30分に一度は立ち上がりストレッチをすることで血流も良くなります。

  • 体重の管理

適切な体重を保つことも姿勢に影響します。余分な体重が背骨や関節に負担をかけることがあります。

小坂先生

これらのアプローチを組み合わせることで良い姿勢を保つことができます。姿勢の改善は日常生活全体にポジティブな影響を与え、健康な身体を維持するのに役立ちます。
ぜひ姿勢を良くする意識を持ってくださいね!

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ABOUT US
小坂 晋一
新宿区四谷の自律神経専門気功整体上氣元の院長。 10年前、当時としてはめずらしい自律神経専門の気功整体を設立。 パニック障害やうつ病、不眠症など自律神経の不調で悩まれている数多くのお客さまに喜ばれている。