うつ病になる主な5つの原因

うつ病は心や体の健康に影響を与える病気です。

うつ病なる主な5つの原因について簡単に説明します。

脳の神経伝達物質のバランスの乱れ

脳の中には、私たちの気分や感情を制御する神経伝達物質があります。

うつ病ではこの神経伝達物質のバランスが崩れてしまうことがあります。

主な神経伝達物質には、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどがあります。

これらの物質は、神経細胞間で信号を伝える役割を果たしています。

うつ病では、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れてしまうことがあります。

特にセロトニンという物質の不足がうつ病の発症に関与していると考えられています。

セロトニンは気分を安定させたり、幸福感をもたらす役割を持っています。

うつ病の人の脳ではセロトニンの量が減少したり、受容体と呼ばれるセロトニンを受け取る部分の働きが低下していることが観察されます。

このため、情緒の調節がうまく行われずうつ病の症状が現れるのです。

遺伝的な要素

うつ病は家族にうつ病の人がいると、自分もなりやすいと言われています。

親が青い目を持っている場合、子供も青い目を持つ可能性が高いですよね。

家族から子供に特定の性質や傾向が受け継がれることです。

ですので、うつ病の親を持つ人は自分自身もうつ病になるリスクが高いと言えます。

親や兄弟などの血縁者にうつ病の人がいる場合、うつ病の発症率は2~3倍高くなるとも言われています。

ただ遺伝だけで必ずうつ病になるとも言えないので、そこは安心してくださいね。

ストレスやトラウマ

ストレスやつらい経験(トラウマ)が続くと、うつ病にかかるリスクが高まります。

例えば家族の問題や会社、学校でのトラブルなどが原因になることがあります。

身体の病気やけが

身体の具合が悪くなるとうつ病になることがあります。

長期間、病気やけがが続くと気分が落ち込んだり元気が出なくなることがあります。

孤独や友達関係の問題

友達とのつながりが薄くなると寂しさや悲しみを感じることがあります。

友達との関係に問題があると、うつ病になることもあります。

うつ病になる原因は人それぞれ異なります。

大切なことはしっかり休養を取ることです。

もしうつ病の症状を感じたら信頼できる方に相談することがとても大切です。

小坂先生

うつ病は決して放っておいてはいけません。気分の落ち込みを感じたら身近な人に相談してくださいね。

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小坂 晋一
新宿区四谷の自律神経専門気功整体上氣元の院長。 10年前、当時としてはめずらしい自律神経専門の気功整体を設立。 パニック障害やうつ病、不眠症など自律神経の不調で悩まれている数多くのお客さまに喜ばれている。